自分の英語勉強法

Jun 18, 2019 ( Feb 11, 2022 更新 )

私は現在英語でコミュニケーションを取る職場にいるのですが、英語を褒めてもらえたり、英語をどうやって勉強したのかと聞かれることがあります。

思い返してみると、今までにいろいろと英語の勉強について試行錯誤した気もします。 そこで、自分の振り返りも兼ねて、効果があった方法、逆になかった方法をまとめてみることにしました。

自分の英語レベル

前提として私の英語レベルがどのくらいか書いておいたほうがいいかなと思うので、ざっと書いてみます。

英語の試験でスコアがどのくらいか

2008年?時点の初受験の TOEIC Reading / Listening で 600 程度で、2012年時点で TOEIC Reading / Listening で 885 でした。 2008年は1回受けてみよう、という感じで少し予習をして受けました。そこからまったく英語の勉強はしておらず、集中的に勉強していたのは、2012年ごろだと思います。

2019年時点では Linguaskill という Reading, Listening, Writing, Speaking のパートがあるテストを受けて、 CERF B2 レベルでした。 パート別では、 Listening が C1, Reading が B2, Writing が B1, Speaking が B1 でした。 Reading, Listening に関しては 2012 年の TOEIC のスコアとほぼレベルが変わっていない模様です…。

業務ではどのくらい英語が通用するか

こちらの記事 で書いたように、今の職場では基本的に英語でコミュニケーションを取っています。

B2 レベルだと、仕事に必要な最低限のコミュニケーションは取れるけれども、文法を間違ってしまったり、早く喋られると聞き取れなかったり、瞬時に反応しなければいけないときにうまく表現できなかったりします。 本当に最低限、という感じです…。

半年以内に C1 レベルまで上げていきたいなあと思っています…!

効果があったこと

以下に、自分が勉強してきて効果があったものをまとめます。 私個人の感想なので、人によって向き不向きがあるかもしれません。

TOEIC の問題集と単語帳

TOEIC については3回くらい受けていて、600台 -> 700台 -> 800台 という感じでスコアが上がっていった気がします。

700台までは TOEIC の問題集をやって、わからなかった単語を覚えたり間違った問題を繰り返しやったりしていました。

単語や文法については、あまり妥協しないで間違えたものは暗記するようにしていました。 今思い返せば、それだけで Reading は 400 超えるのではないかなあと思います。

単語暗記はアプリは使っていなくて、わからない単語を紙を半分に折ったものの一方に書いて、もう一方に和訳を書いて持ち歩いていました。アプリは入力が面倒だったので紙のほうが自分としては楽でした。

Listening については、1回やった問題は答えを覚えてしまって繰り返しできないので、移動中に過去に解き終わった問題のトラックを聞き続けていました。 問題集には、トラックの台本全文が載っているので、それを見ながら繰り返し聞いていました。 後述しますが、この台本を使って音読もしていました。

発音練習

英語の聞き取りができるようになるためには、自分で発音できたほうがよいという話をどこからか聞きつけてきて、 TOEIC のスコアが 700 を超えたあたりから発音練習もしていたように思います1

発音練習には、 英語のリスニングは発音力で決まる という本を使っていました。 この本のよいところは、付属CDに3分-5分程度の子音と母音の練習トラックがついている点です。 これを朝などちょっとした時間に練習しておくと、舌がまわるようになるので英語の発音に慣れることができると思います。

音読

Listening, Speaking に効果があったと思われるのは音読です。 読む題材は、だいたい

  • TOEIC や TOEFL などの問題集についている、 Listening 問題の全文
  • TED の動画

あたりです。 また、教材は何度も繰り返し音読して文章をある程度覚えられるくらいまでやっていました。そうすると、よく使うフレーズなども一緒に覚えられるので、 Speaking にも使えますし、 Listening の際にも文脈から次に話されることを予想することができてよいです。 絶対に同じものを繰り返しやったほうがいいです。

音読のいいところは

  • 英語の舌の動きの早さに慣れる
  • 自分で発音すると聞き取りもしやすくなる
  • 何回も音読していると、文章自体を覚えてくる
    • ある単語やフレーズが耳に入ったときに、文脈から次に言われる言葉をある程度予測できるようになる
    • よく使うフレーズを覚えるので、自分でも喋れるようになる

といったところです。私にはこれがかなり効果的だったと思うので、おすすめします。

TED の動画だと、これをよく練習に使ってました。このスピーカーの喋り方は聞き取りやすくてやりやすかったです。

あまり効果がなかったこと

逆に、やったけどあまり効果が実感できなかったものを書き出します。 繰り返しますが、私個人の感想なので、私以外の人には効果的かもしれません…!

  • 英語の映画やドラマを観る
    • 流しているだけになりがち
    • わからない単語があってもメモするのが面倒
  • ポッドキャストを聴く
    • 同じく聞き流しているだけになってしまう
    • 特に、文章で全文公開されているわけではないので、わからない単語やフレーズがあっても調べることができない
  • 英会話レッスン
    • 文法を間違っていても通じてしまう
    • 同じ会話を繰り返し練習するわけではないので、フレーズを覚えない
    • 英語を使わない環境にあって、実践したいだけの場合はいいと思う。ただなんとなく毎日やっても上達しないから、音読などの繰り返しできるような練習をして、フレーズを覚えて、ある程度会話が成立するようにならないと実践にも達しないような気がする

まとめ

ざっくり書きましたが、英語の勉強法のおすすめとしては以下です:

  • TOEIC など、なんでもいいので英語の試験の問題集をやって読むことや単語や文法を学ぶ
  • 発音練習は絶対にしたほうがよい。 Listening にも効果がある
  • 音読練習は Speaking にも Listening にも効果がある
  • 英語の試験は定期的に受けてモチベーション維持と自分のスキルチェックをしたほうがよい

前述したように、半年後には C1 を取りたいので上記を続けつつ勉強していきたいと思います。 もう少しレベルが上がったら、また勉強法についても振り返ります。


  1. 結構前のことなので、どの段階で始めたかはっきりとは覚えていません…。 ↩︎

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